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有限会社 中野みかの介護日記

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 熱中症予防について

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こんにちは。ケアプランセンターのサーターアンダギーです。

まだ梅雨明け宣言はないですが、もう夏本番の暑さです(-_-;)

今回は熱中症について、少しお話したいと思います。

熱中症は乳児から高齢者までが、年齢を問わず発症します。中でも、高齢者の発症割合が半数を占めているそうです。「うちのおばぁは、いつも室内にいるから大丈夫さぁ」と思っている人は大間違い!!高齢者の熱中症発症は60%が室内にいる状態で発症しているんです。 Σ(゜Д゜)

 

暑さの感じ方は人によって異なるように、年代によっても暑さの感じ方は違います。

なぜ高齢者は熱中症になりやすいのか?

1.高齢者は体内の水分が不足している。

人間の体は約60%が水でできている。血液の90%、脳は80%が水です。高齢者の場合50%以下になる事も。年齢と共に新陳代謝が低下する為体内でつくられる水の量が減ってしまう為です。

2.高齢者は暑さに対する体の調整機能が低下している。

人間は暑いと感じたら汗をかいて温度調節を行うが、高齢者は「暑い!」と感じる感覚が低下しています。「暑い」と感じる機能が低下しているので汗をかいて体温を下げる機能も同じように低下している。人は暑いと感じたら汗をかいて体温調整を行い、汗で失った水分を補給する為に、喉の渇きを感じるそうです。でも高齢者は加齢とともに喉の渇きを感じる、口渇中枢の機能が低下する為に、喉が渇いているのか分からない状態になっている。

 

室内での熱中症を予防するには?

☆ズバリ、エアコンでしょう。★

室内に温度計を置き、温度を肌で感じる感覚では無く、目で認識するようにし室温は28℃を目安に調節する事を推奨します。※窓を開けても温度は下がりません!!それと、やっぱりこまめな水分補給!!水分と一緒にミネラルや塩分も失われているので、ただの水だけではなく、経口補水液等もおススメです。(大○製薬の○S-1など)

エアコン

予防してても、もし誰かが熱中症になってしまったら。

 ○熱中症は早期の対処が大切です。○

①まず涼しい場所に移動させる。

②衣類を緩め、身体を冷やす。(首筋や、わきの下、足の付け根等)

③水分補給

①②③を行っても意識が戻らない場合や、自力で水分補給ができない場合は、直ちに救急車を呼びましょう。迅速な行動が、生死を分ける時があります。対処法を知っていれば、それだけ素早く対応できます。しっかり覚えておきましょう。