中野みかケアプランセンターのhigeoyajiです。
認知症のことを「認知の人」「認知持ってる」「認知かかってる」などと言われる方がいます。
「認知」とは、ある事柄をはっきり認めること。と辞典ではそう書かれています。
だから認知症ではない人のことを「認知の人」と言うことになります。
「認知症」とは、脳に損傷を受けることにより、認知機能が低下する状態。と書かれています。
すなわち「認知」とは、認めること。わかること。であり「認知症」とは、認めること。わかること、が出来なくなる病気です。
◆ 一つの認知症の症状例として
私達は家族がおり、友達がおり、仕事仲間がおり、知り合いもいます。認知症の人は、その人たちのことが分からなくなってしまい、家族さえもわからなくなってしまう病気です。
自分がこの介護の仕事を始めた頃は「認知症」と言う言葉ではなく「痴呆症」と言ってました。
最初、「認知症」と聞いたときは、なぜ言い方を変えたんだろう?と思ってました。
一度「痴呆」と言う言葉を辞典でもスマホでも調べてみて下さい。
二度と人に対して「痴呆症」と言わなくなるはずです。
これからも「認知症」の方たちと寄り添って行きましょう。