こんにちは。
中野みかリハビリデイサービスの機能訓練指導員の宮本と羽根です。
今回は中野みかリハビリデイサービスの一対一で行う個別機能訓練について紹介します。
当デイサービスでは、個別で一対一でのリハビリも行っています。
① 日常生活での困ること
② 痛みやしんどさなどの自覚症状
③ 改善したい要望にお応えしてのリハビリ
④ 機能訓練指導員が必要と思われる内容
等の内容に対して個別リハビリを行います。
たとえば、
①日常生活での困ることだと、
利用者様が、「外出して買い物がしたいのに、こけやすいから怖くて外出できない」と言われた場合、その人の今の状態をチェックして、歩行訓練や歩行のバランス訓練、筋力トレーニングや足の関節の動きを良くするなどを行います。
利用者様が「階段が昇りづらくなった」と言われた場合、昇りづらくなったのは、痛みなのか、筋力なのか、あるいは関節の動きなのか、それがどれくらいの影響があるのかを見て、リハビリを行います。
②痛みやしんどさなどの自覚症状だと
利用者様が、「腰が痛い」や「膝が痛い」と言われた場合、その原因となっているところにアプローチをしたり、その関節や場所に負担のかからないような筋力づくりや関節の柔らかさなどを獲得するためのリハビリを行います。
利用者様が、「肩が上がりにくくなった」と言われた場合、肩周りの筋肉の緊張を緩和させたり、肩の関節の動く範囲が広がるような訓練をしていきます。
③改善したい要望にお応えしてのリハビリだと、
利用者様が「洗濯物を干すときにもっと安心して干したい」だと立っている姿勢のバランス訓練や足の筋力トレーニングなどのリハビリを行います。
利用者様が「こけた時、どうしていいかわからない」と言われるとその人に合った方法での床からの立ち上がりの訓練を行います。
④機能訓練指導員が必要と思われる内容は、
利用者様の姿勢や動きなどを観察して、その方の姿勢や歩行や立ち座り、寝返りなどがより安全に、スムーズに、やりやすくなるために必要なリハビリを行います。
椅子から立つ訓練や、座る訓練。寝返りする訓練、寝た状態から座る訓練やその逆。
車の乗り降りが難しい人には、その原因が関節の動きが悪いのか、筋力が弱いのか、バランスが悪いのかなどを観察して、それに必要なリハビリを行います。
今回はいくつかの例を出して、説明させていただきましたが、利用者様は、それぞれに日常生活で困るところも違えば、痛みやしんどさ、改善させたいところなども違います。100人いれば100通りあります。
同じ内容で困っていても、その方によって、その理由は違う場合もあります。
そのための一対一の個別機能訓練です。
利用者様の今の状態、今日の状態を把握しつつ、必要なリハビリを行います。
もちろん、ほとんどの方が、体や筋肉の緊張状態の解消やリラックスをするために、マッサージも行っていますが、そこが目的ではありません。
利用者様の、あるいはそのご家族様の要望に応じ、専門知識と経験と技術を用いて、その問題を解決に近づけることが、個別機能訓練自体の目的です。
時間はかかるかもしれませんが、その解決に近づいていけるように中野みかリハビリデイサービスの機能訓練指導員は、日々、リハビリに取り組んでいます。
あなたか、そのご家族の方がより良い日常を過ごすこと事ができるために、少しでも力になれればと思います。